私たちは、フィード・ワン株式会社の100%子会社として北海道全域において、安心、安全で高品質な飼料の製造・加工を主な事業とし、国内の畜産農家様や畜産会社様の経営の安定と向上、そして日本国民の豊かで安全な食生活に貢献することを主としております。
主原料については海外からとうもろこし等、国内においては食品メーカーから産出される大豆油カスなどの副産物や飼料米等の国産原料を安定的に調達しております。
品質の管理面においては、ISO22000と飼料GMPの管理基準に基づく最新の製造設備の活用、衛生・防疫管理の徹底等により、安全で安心、そして高品質な製品の製造・加工に取り組んでおります。
更に高病原性鳥インフルエンザや口蹄疫、豚流行性下痢等の重要疾病対策として工場の出入り口の洗浄・消毒を強化しております。
わが国の農畜産物は、世界経済の急速なグローバル化により輸入農畜産物との競争が激化してきております。今後も、国産農畜産物の安全性の確立と、消費者の皆様からの強い支持を獲得することが一層重要となっております。
日本国民に安全な食料を提供する畜産の役割は大変重要であり、わが社は配合飼料を通してその一翼を担っております。
私たちは、弊社基本理念にもとづき、お客様のご期待に応え得るよう誠意努力してまいりますので、今後とも引き続きご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
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代表取締役 高松 裕司 |
健康経営ストーリーCONCEPT
健康経営への道のり
取組のきっかけ・目的・方針
事務所に流れてくる副流煙や、勤務時間内の喫煙が弊社の課題でした。
「みんな吸っているからこれが普通」という古き悪しき習慣を変えなければと、喫煙ルームを事務所の外に設置した時に苫小牧飼料の健康経営はスタートしていました。
健康のために喫煙をやめてほしい、喫煙によるガン化を防止したい。そんな気持ちがどんどん強くなり、2021年正月に、今年のテーマは「健康」であると自ら勝手に社員に宣言していました。
健康についてどう進めたらよいのか悩んでいた2021年に「健康経営優良法人認定」の事を知り、まさしく当社が取り組むべきだと実感し、認定に向けて挑戦することになりました。
スタート
2021年(令和3年)8月26日、全国健康保険協会(協会けんぽ)北海道支部に「従業員が心身ともに元気に働ける事業所を目指す」ことを宣言し、認定書を頂き本格的に健康経営への取り組みがスタートしました。
体制
健康経営推進最高責任者(代表取締役)・健康経営推進者(総務経理部1名)の2名体制とし、協会けんぽ北海道支部、提携保健師、と連携し、地域産業保健センターの産業医にご協力いただき、毎月行われる「安全衛生委員会」において、健康経営推進者【健康経営アドバイザー(FP資格者・健康保険委員・年金委員)】が中心となって、親会社から発信される、「保健師の健康コラム」をもとに勉強会を実施し、従業員のヘルスリテラシーの向上に努めております。
この「保健師の健康コラム」は、従業員の給与明細に同封し、全ての従業員に周知しています。
目標
当社が理想的な姿として掲げている「従業員が心身ともに元気に働ける事業所」を目標に健康経営に取り組んでいます。
現在・結果
具体的な取り組みも少しずつではありますが増えてきており、健康経営は確実に浸透してきていると感じます。
当社が特に重点的な課題と掲げている喫煙率も、今年度は目標をクリアーしました。(目標禁煙率45.83%に対して33.3%)
今後の目標
今後は、今行っている取り組みの確実な継続と、更なる上位認定に向けて、きめ細やかな健康経営を推進していき、従業員の健康と企業の発展に寄与していきたいと思います。
喫煙率はまだまだ高い数値なので、次年度目標29.16%に向けて進めてまいります。
具体的な取り組み
・最初の取り組み
健康宣言書の掲示
事務所内に掲示、ホームページに掲載し、健康経営に取り組んだという事を、従業員やその家族、また外部の企業の皆様に認識してもらう事から始めました。特に「社内ポータルサイト」の設置により、従業員に対してタイムリーな情報発信ができるようになりました。
健康診断受診率が100%
健康診断有所見者に対する、地域産業保健センターの産業医による健康相談
健康診断有所見者に対する、二次検査受診勧告
健康診断有所見者に対する、協会けんぽ所属保健師による保健サポート
インフルエンザ予防接収補助金(従業員のみ)
インフルエンザ予防接種実施時は有給処理
手指消毒用アルコールスプレー設置
靴裏消毒用アルコール入りトレイの設置
コロナ対策として毎日の検温記録、飛沫感染防止のためのクリアフィルム設置、入浴人数の制限、抗原検査キットを大量購入、いつでも誰でも簡易検査ができる体制を整備
除菌電解水給水器の設置
社会保険協会からの健康器具の借入れ(血圧計・体脂肪率測定器・手洗い除菌チェッカー・血管年齢測定器)食堂にて体験利用
社会保険協会北海道支部から「健康づくりDVD」の借入れ、休憩時間に食堂で放映
2018年5月 喫煙所設置(事務所内で分煙していたが、事務所の外に設置(建設)
スポーツ器具の導入(卓球台)
スポーツクラブ(釣り部、ゴルフ部)への部費支給
インフルエンザ予防接種費用補助(配偶者と子供を追加)
禁煙外来補助金の新設
ストレスチェックの実施
SUNTORY自動販売機の活用によるSUNTORY+(健康アプリ)の導入
保健師コラム(紙面)を給料明細に同封
保健師コラムを基に、健康経営アドバイザー(FP資格者)による勉強会を月一回の安全衛生委員会で実施
熱中症対策塩飴タブレットの提供
熱中症対策としてSUNTORY自販機を利用し全員にカードを貸与、一人一日1本の飲料(麦茶、水、スポーツドリンク)を無料提供(会社負担)
女性の健康診断における乳がん・子宮がん検診費用の補助
健康診断オプションの推進
時間外労働時間の規制(1日5時間、週15時間、月45時間、年360時間)
時間外労働の多い人には直接面談し指導、上司に対しても面談指導
消滅有給休暇の40日間特別積立(有給休暇が全て消化した後に傷病等で休暇が必要な場合、過去に積み立て消滅した40日間を特別に使用できる制度)
未来に向けて
創立30周年を機に健康経営に取り組み始めました。
これから10年後、20年後、全ての従業員が、心身ともに健康で元気に働ける企業を目指し、引き続き継続して健康づくりに取り組んでまいります。
健康経営最高責任者 高松裕司
健康経営推進責任者 澤田敬輔
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健康経営推進責任者
澤田 敬輔 |
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